GENERAL DENTISTRY

一般歯科

一般歯科
一般歯科とは?

一般歯科は、矯正歯科や審美歯科といった治療を除く虫歯治療や歯周病治療などを中心に、
入れ歯の製作など一般的な口腔内トラブル全般に対応する歯科のことです。
治療の多くが保険の範囲内で行われることから、一般歯科のことを保険診療という人もいます。ただし、保険制度の制約がありますので、同じ治療法でも、治療に使用する材料等の違いによって、保険診療ではなくなるケースもあります。
痛みなど、これといった症状がない場合にも定期検診を行うよう推奨しております。
虫歯や歯周病の予防、早期発見・早期治療をしていきましょう。

虫歯治療
本当は怖い虫歯

歯は食べ物がはじめて出会う消化器です。歯を失うと体全体に大きな影響を及ぼすことがあります。
さらに虫歯菌が出す毒素が血液の中に入り、全身をめぐり様々な病気に影響を与えることが最近の研究で分かっています。

むし歯を放置するリスク

むし歯を放置すると、次のような様々なリスクが生まれてしまいます。もしも一旦痛みが治まったとしても、油断せずに治療を受けるようにしましょう。

RISK 1

痛みが徐々に激しい痛みに変わっていく

RISK 2

難しい治療が必要になる

RISK 3

神経まで進行すると、治療時の痛みが増す

RISK 4

治療費が高くなる

RISK 5

治療期間が長くなり、通院回数も増える

RISK 6

全身健康に悪影響を及ぼす恐れがある

虫歯治療

当クリニックでは、ミニマルインターベンション(MI:最小の治療範囲で、最大の治療効果を目指す考え方)をコンセプトに、治療を進めています。虫歯で痛んだ箇所のみを限定して除去するので、痛みもほとんどなく、健康な部分への悪影響が少ない治療です。
初期の虫歯治療では、歯をあまり削らず詰め物をする治療で勧めていきます。詰め物というと一般的には金属の詰め物を使用しますが、金属の詰め物ですとお口を開いた時に中の金属が見えてしまう事に抵抗を感じる方や、金属アレルギーの方もいらっしゃいます。当クリニックでお薦めしているのは白い詰め物です。お口を開いた時に金属の色が見えることがありませんので自信をもって笑顔で会話を楽しむことができます。

歯がしみるのは知覚過敏が原因かもしれません

歯に「痛み」や「しみ」が出たとしても、それは必ずしもむし歯であるとはかぎりません。ほかに考えられるものに、知覚過敏があります。

知覚過敏とは、歯の表面のエナメル質が薄くなり、神経に近い象牙質が表に出ることによって、冷たいものなどがしみてしまう症状。この原因として考えられるのは、歯ぎしりや食いしばり、咬みしめといったクセのほか、強すぎる歯みがきや歯周病の進行などです。

症状を抑えるには、まずこれらの原因を取り除くことが大切ですが、しみる部分にコーティング剤を塗り、刺激を抑えることもできます。痛みをガマンせず、一度当院にご相談ください。

小児歯科

一生涯、健康な歯で暮らすためには、こどもの頃から歯を大切にしていくことが重要です。
乳歯の虫歯治療、虫歯がひどい乳歯の抜歯、歯の外傷の治療だけでなく、虫歯予防のための定期検診、歯磨き・予防指導を行い、お子さまの健やかな成長を長期的なお口の健康管理によって支援してまいります。

お子さまたちが怖がらずに治療を受けられるよう、お子さまはもとより保護者ご自身も安心して診療を受けていただけるよう、様々な取り組みをしております。
専門の知識と技術を持ったスタッフと設備で対応していますから安心です。

子供は大人の縮小版ではありません

何故なら大人は既に生えている歯に対する治療や予防処置が主ですが、小児歯科はお子様の成長ステージに合わせたアプローチが必要となってくるからです。
当クリニックではお子様の虫歯の治療や予防はもちろん、成長・発育に合わせたお口の管理を行っております。また、歯列不正にならないかアゴの骨の発育も常に確認しております。

乳歯は永久歯よりもデリケート

乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすいと言われています。
一見、健康そうに見えても、歯医者さんで見てもらうと実は虫歯だらけ…ということも珍しくはありません。
なぜ乳歯は虫歯になりやすいのでしょうか?
それは、乳歯は永久歯に比べてエナメル質や象牙質の厚さが半分程度しかないからです。
また、再石灰化能力も弱いため、虫歯で簡単に溶かされてしまうのです。

歯磨きの不足

幼児は自分一人だけでは充分な歯磨きができません。
表面的にはキレイに磨けていても、実は磨き残しがたくさんできていることが多いのです。

入れ歯
「保険」の入れ歯も安心

「保険」の入れ歯は保険でできる範囲が決まっているため、どうしても設計・材料に制約があり、快適さや丈夫さに限界があります。入れ歯の治療といっても、通常は残った歯の治療を行ってから、入れ歯の製作に移る場合がほとんどです。一旦、治療用の入れ歯を保険で製作しておいて、歯の治療を進め、最終的な入れ歯を自費で作ると、そのよさを体感していただけることでしょう。「自費の入れ歯が優れているのは理解できるけど、まだ入れ歯を利用したことがないし、どの程度違和感があるかわからないし……」とお悩みの方は、まずは「保険」で入れ歯を作ってみることをお勧めします。

保険の入れ歯ではどうしても達成させることができない「薄さ」「耐久性」「熱の感じ方」があります。その違いをご理解いただいたうえで自費の入れ歯を選択していただくことが多いです。

口腔外科
親知らずが痛い

「奥歯が痛い……」というとき、それは親知らずが原因となっている可能性があります。親知らずとは、永久歯がすべて生えそろった後に、奥歯のさらに奥の部分に生えてくる歯のこと。多くの場合、横を向いたり斜めに生えてきたりするため、痛みや腫れのほかにも様々なトラブルを招きやすいのが特徴です。

親知らずは必ず抜歯するものだと思われがちですが、実際にはそうとはかぎりません。抜歯するか否かは実際に見てみないと判断できませんので、まずは一度診察にお越しください。

どうなる?親知らず!

当クリニックでは以下のポイントをしっかり確認し、親知らずを抜くかどうか判断しています。

抜く必要がある場合
〇横や斜めを向いて生えている
〇手前の歯を強く押し、歯ならびが乱れている、もしくは乱す可能性が高い
〇歯みがきしにくく、むし歯になっている、もしくはなる可能性が高い
〇歯ぐきの中に埋まっているが、神経を刺激して強い痛みが出ている

抜かなくていい場合
〇正しい向きで生えている
〇咬み合う歯があり、問題なくつかえている
〇まわりの歯に悪影響を与えていない、もしくは与える可能性がない
〇歯みがきが問題なくできる

歯を抜いた後の注意点

親知らずを抜いた後には、以下のことに注意しましょう。

  • 抜歯した部分が気になっても、できるだけ指や舌でさわらないでください。
  • 抜歯した部分にできる血の塊は、組織を再生させるために必要なため、うがいのしすぎなどによって洗い流してしまわないようにしてください。
  • 痛み止め、抗生物質などの処方薬は、医師の指示どおりに正しく服用してください。
  • 痛みがあっても、冷やしすぎないでください。
  • 抜歯した当日は、激しい運動や飲酒、長時間の入浴など、血流を促進させるようなことは控えてください。